13. 正面図(F3キー)に切り替えます。 下図のように押し出した面を「操作パネル」でZ軸回転させ、
続けて等比縮小します。(脚の付け根になります)
メタセコイア モデリングチュートリアル
お題は「いのしし(亥)」
HTML版はこちら→KT爺メタセコイア指南書
2006年10月26日
イノシシを作ろう(13)
イノシシを作ろう(12)
12. 「押し出し」コマンドに切り替え、選択した面を少しだけ押し出します。
イノシシを作ろう(11)
11. イノシシの脚を作りましょう。前脚と後ろ脚、共に左側だけ作ります。
Shiftキーを押しながらF2キーを押すと、形状を真下から見た視点(底面図)になります。
底面図で下図の面を選択します。
2006年10月25日
イノシシを作ろう(10)
10. 下図のようになりましたか?
ここで メニューの で、一旦ファイルを保存しましょう。
イノシシを作ろう(9)
9. コマンドパネルの
イノシシを作ろう(8)
8. 同じように円柱の後面(お尻側になります)も押し出して縮小して下さい。
その後、側面図(F1キー)で確認しながら、円柱の断面を選択して「操作パネル」左列(移動)の
2006年10月24日
イノシシを作ろう(7)
7. 押し出した面を、「操作パネル」真ん中の列にある丸いアイコンを左右にドラッグして縮小します。
(拡大・縮小操作のみ、アイコンによる等比変形ができます。)
更にその面を押し出し、縮小します。
イノシシを作ろう(6)
6. Ctrl+Dで選択を解除します。 コマンドパネルの
イノシシを作ろう(5)
5. 曲面化機能によって、図のように円柱が滑らかな曲面になっているはずです。
イノシシを作ろう(4)
- [ 基本情報 ]グループでオブジェクトの名前を「body」に変更。
- [ 基本情報 ]グループでオブジェクトの色を黒に変更。
- [ 曲面制御 ]グループで「Catmull-Clark」を選択。「分割数」は「4」。
- [ スムージング ]グループで「角度」に「180」と入力。
変更後、
イノシシを作ろう(3)
3. キーボードのF3キーを押して正面図に切り替え、「操作パネル」真ん中の列(拡大・縮小)の
この状態からマウスの右ボタンドラッグで視点の変更をすると、3D画面の表示が平行投影になっています。
パースの付いた透視投影にしたい場合は、表示コントロールの
長く作業していると、パースの付き方がおかしくなったり、形状の手前側が表示されなくなる事があります。
その場合はメニューの → で
「視点の設定」ダイアログを表示して、 ボタンをクリックして視点の初期化を実行しましょう。
2006年10月23日
イノシシを作ろう(2)
2. 円柱を全て選択した(形状の点と辺が水色になっている)状態で「操作パネル」右列(回転)の
操作を間違ったらCtrl+Zキーで操作を取り消して、もう一度やり直して下さい。
取り消した操作を元に戻すときは、Ctrl+Yキーを押します。
MEMO:操作パネルの使い方

パネル上部の丸いアイコンは左から順に「移動」「拡大」「回転」操作を表します。それぞれのアイコンの下に、 3つずつXYZ軸に対応したボタンが並んでいます。 このボタンを左右にドラッグする事で、選択した部分の編集を行うことが出来ます。 「移動」と「回転」のアイコンは操作できませんが、 真ん中の「拡大」アイコンだけはXYZ軸全てを同時に操作する「等比拡大/縮小」に使用します。
イノシシを作ろう(1)
1. コマンドパネルの
イノシシを作ろう(準備)
最初は難しい事はあまり考えずに、モデリング作業の流れを体験してみましょう。
お題は「イノシシ」です。 (「亥」2007年の干支ですね。)
何とか年賀状に間に合うように完成させ…たいですね。(´・ω・`)

前の章から続けている人は、メニューの
→ で、ドキュメントをリセットして下さい。作業を始める前に、いくつかの設定を確認して準備しましょう。
- メニュー → をオンにする。(メニュー項目の左にチェックをつける)
- メニュー → をオンにして「操作パネル」を表示しておく。
- コマンドパネルの[ 編集オプション ]グループのボタンを下図のように押しておく。
- 表示コントロールのボタンを下図のように押しておく。

2006年10月22日
メタセコイアの基本操作(4)
では、モデリング作業で「視点操作」と共に最も頻繁に行う操作…「選択」の仕方を覚えましょう。
- コマンドパネルの
「選択」サブパネルが表示され、続けてショートカットのSキーを押す毎にサブパネルのボタンが → → → と、順に切り替わる。
ボタンを押す。(ショートカット:S) - Sキーを何度か押してサブパネルの
球体の上にカーソルをポイントすると、選択できる要素が黄色くハイライトされるので、面がハイライトされたところで クリック。すると面の輪郭線がピンク色から水色に変わり、面が選択された状態になる。
ボタンをONにする。 - 続けて、Shiftキーを押しながら他の面をクリックすることで、追加選択。
Ctrlキーを押しながら選択された面をクリックすると、選択から除外できる。
(下図は、選択状態が判りやすいように選択面に着色しています。)
- Ctrl+Aで、全選択。 Ctrl+Dで、全選択解除。
3D画面の、何も無い部分をクリックしても、全ての選択を解除できる。
- コマンドパネルの[ 編集オプション ]グループで
か ボタンを押していれば、ドラッグ選択ができる。
通常、面や辺を選択するときはそれらの要素を完全に囲んでしまわないと選択されないが、
Altキーを押しながら選択すると、要素の一部を囲むだけでも選択できる。
(クリックによる選択と同様に、Shiftキーを押しながら追加選択、
Ctrlキーを押しながら選択除外もできる。)
これらの選択操作は、他のコマンド(移動、拡大、回転など)でも同じように使用できます。 他にも選択コマンドならではの便利な選択方法がありますが、次回以降のモデリング作業の中で紹介していきます。
KT爺の茶飲み話
前述したように、この選択操作と視点の移動はモデリング作業中最も頻繁に行う操作でござる。
この操作のし易さがモデリングソフトの良し悪しを決定する…と云っても過言では無いのでござるよ。 や、ホントに。
その点において、メタセコイアは安価ながらも大変優れたモデリングソフトでござる。
事実、高価で高性能な統合型3Dソフト(モデリングから高品質なレンダリング、アニメーションまで行えるソフト)
を使っていても、「モデリングだけはメタセコイアで。」と言うプロのCGクリエイターもたくさん居るでござる。
(かく云う拙者もその一人。)
さて、退屈な基礎の基礎はこのへんにして、次は実際に簡単なモデリングをしながら
他の操作を覚えていくでござる。 乞うご期待。
さて、何作ろうかのう。(まだ考えてない…;)
2006年10月21日
萌え探求 はじめに
さて、元々己に「萌え」る感覚が不足しているが為の、作品に於ける「萌え」要素不足。感覚的な事はこれ如何ともし難い。
元来「萌え」などというものは、学習して習得する(できる)ようなモノでは無い気もするが、それではこのブログの試みはお終いでござる。w
仕方ないので、ここでは…
「萌え」要素を分析、分解して、それを人為的に作品に仕込む。
…という、自分にとって楽しいのか何なのかサッパリ判らぬ作業に挑むコトになるでござる。
このブログのメインテーマは、「初心者向け3DCG講座」でござるが、初心者にとって大事なことは…
自分にとって興味の持てるテーマを、楽しみながら作る。…という事でござる。こちらでは拙者も初心に帰って、自分も楽しめるテーマで進めたいと思っておるのでござるが…
この時点で既に、このブログは拙者にとって相反するベクトルのテーマを同時にやろうとしている…なんとも纏まりが無い気がしないでも無いでござるが、きっと気のせい。(笑)
まあ、バランスを取っているとも考えられる。
続きを読む
メタセコイアの基本操作(3)
さて、Ctrl+Fを押して形状を画面の中心に戻したら、3D画面の左上にある
表示コントロールを見てください。 ここに並んでいるボタンで、3D形状のどの要素を表示するかをコントロールします。
下図のように、
( ボタンは、右クリックすることで他の2つのボタンを同時に操作できる。
マウスカーソルでポイントするとツールチップに説明が出るので確認しよう。)
MEMO:3D形状の要素

3D形状は、頂点・辺・面の3つの要素で構成される。 頂点を繋いで辺を作り、辺を繋いで面(メタセコイアで使える面は、三角形と四角形のみ)を作る。 こうして構成された3D形状の事を「ポリゴン」(Polygon)と呼ぶ。 ポリゴンには表裏があり、通常は裏側から見ると 表示されない。
ここでちょっと「起動〜準備」の章を思い出してください。 [ 編集オプション ]グループにも在ったのを覚えてますか? 慣れないと混乱する部分ですが、 表示コントロールの ボタンは、それぞれの要素を表示するか しないかを切り替えるボタン。編集オプションのそれは、編集(選択や移動、拡大縮小など)ができるかどうか を切り替えるためのボタンです。 表示コントロールのボタンで面や辺を非表示にしていても、 編集オプションのボタンが押されていれば編集できてしまうので、注意してください。
の3つのボタンは、コマンドパネルの2006年10月20日
メタセコイアの基本操作(2)
それでは、3D画面に球体を置いてみましょう。
- コマンドパネルの ボタンを押す。(形状作成される位置に、ワイヤーフレームのプレビューが表示される。)
- 「基本図形」パネルが開くので、パネルの ボタンを押す。
- 「基本図形の作成」パネルが開くので、球体のアイコンが描かれたタブをクリックして、
「U方向」「V方向」にそれぞれ「8」と入力されている事を確認する。
MEMO:メタセコイアのショートカット連打操作
「基本図形の作成」パネルを開くまでの操作は、キーボードのPキーを2回押すことでも同じ操作ができる。
このようにメタセコイアでは、ショートカットキーを複数回押すことで、対応するコマンドの詳細設定に入ったり、
サブパネルのボタンを順に切り替えたりすることが出来る。便利なのでいろいろ試してみよう。
コマンドのボタンには というふうに、対応するショートカットが明記してあるので、覚えやすい。
- 「基本図形の作成」パネルを閉じて、「基本図形」パネルの
ボタンをクリック。 3D画面に球体が作成される。
この「基本図形」コマンドでは、サブパネルのボタンに表示されている基本的な9種類の形状を作ることができます。
(これらの基本形状を粘土細工のように変形させたり、繋げたりすることでモデリングしていく。)
ちなみに、3D画面上に表示されている ボタンを押しても、
サブパネルの を押したのと同様に形状が配置されます。
その下にある ボタンは、形状作成をする前に位置の移動や
サイズの変更、面の分割数を変更したい…と云った、詳細設定の一部をここで直接操作するショートカット的な役割をします。
MEMO:基本図形コマンドの注意点
間違って
このような誤操作を防ぐため、形状作成したらすぐにSキーを押して「選択」コマンドに切り替えておくと良い。
次に、3D画面の基本操作を覚えましょう。
- 画面の上で、マウスの右ボタンを押しながらドラッグすると、球体を中心に視点が回転する。
- 右ボタンを押したまま、左ボタンで上下にドラッグすると、画面のズームアップ、ズームダウン。
- ホイールを回転させることでも、ズームアップ、ダウンができる。
- ホイールボタン(中ボタン)を押しながらドラッグすると、画面を上下左右に移動(パン)できる。
← Flashムービー
視点を動かし過ぎて形状がどこかに行ってしまったら、 メニューの
→ (ショートカット:Ctrl+F)で、形状を画面の中心に戻してください。 形状の選択した部分を 画面一杯に表示する機能ですが、何も選択されてなければドキュメント内にある形状全てが画面に収まるように視点を合わせてくれます。KT爺の茶飲み話
斯かる視点操作で、立体をいろんな角度で確認しながらモデリングする訳でござる。どの操作も片手で出来るのが メタセコイアの良いトコロ。 片肘ついて、ボケ〜っとモデリングしたり、形状を眺めたり出来ますな。(笑)
2006年10月19日
メタセコイアの基本操作(1)
まず、メタセコイアのインターフェイス(操作画面)を簡単に説明します。
- 3D画面 中央の青いスペース。ここでモデリング作業をする。
- メニュー 各種操作を実行する。プラグインの実行(ユーザ登録済みシェアウエア版のみ)もここから行う。
- ステータスバー 現在使用しているコマンドに応じたマウス操作の案内を表示する。
- 表示コントロール 3D画面の透視投影・平行投影の切り替えをしたり、立体の要素(頂点・辺・面)や、テンプレート画像(下絵)の表示・非表示の切り替え、簡易表示、前面のみ表示をオン、オフするボタンが配置されている。また、コントロールの右端には画面のズーム、パン、視点回転、三面図への切り替えをするアイコンがある。
- コマンドパネル 各操作コマンドを切り替えるボタンが並んでいる。 このコマンドパネルは、「システム」「編集」「コマンド」「編集オプション」「表示」「照光」の6つのグループに分かれていて、それぞれグループ名が表示されているタブの部分をクリックすると開閉できる。
- サブパネル コマンドパネルのボタンを切り替えると、各コマンドに応じた操作パネルが開く。
- オブジェクトパネル オブジェクトパネルでは3D形状の部品をレイヤーに分けて管理する。
- 材質パネル 材質パネルでは3D形状の表面の色や材質を設定、管理する。
…と、こういった機能が下図のように配置されています。
ここでは取り敢えず、インターフェイス各部の名称だけ覚えておいて下さい。
MEMO:3D空間の座標
3D画面の中央にある赤・緑・青の3本の線は、3D空間の座標軸を表している。
左右がX軸(赤)、上下がY軸(緑)、奥行きがZ軸(青)で、3本の軸が交わる中心が原点(X=0,Y=0,Z=0)となる。
この3つの座標上で立体を作って行く。移動や拡大縮小、回転等のコマンドを使う場合も、
操作ハンドルの色がそれぞれの軸に対応しているので覚えておこう。
以降、特に記述が無い限り、「コマンドパネル」は[ コマンド ]グループを指す事とします。
SやCtrl+S等のアルファベット表記はキーボードショートカットを表します。
ブログ初心者
「日記なぞHTMLかCGIで書けば良うござろ?」
と、今まで見て見ぬフリをしておったが、世間が余りに猫も杓子も…な様子でござった故、遅ればせ(ええ、タイヘンに遅ればせ)ながら、ちと拙者もいぢくってみようかと云う気に成り申した。
んで始めた初ブログが「講座」系とは既に使い方間違ってる気がしないでも無きにしも在らずんば虎児を得ずでござる。まあ、やってみるしかないのだがこれで良いのか?と千々に乱れる
然ればでござる。何とかブログの仕組みが解ってきて、レイアウトが崩れまくるテンプレートの改造もひと段落。やっと安心(?)して記事の投稿ができる状態には成ったでござる。
ご訪問くださった方で、見づらい箇所やレイアウトが崩れるような事が在れば、ご報告くだされば可能な限り改善する所存にござる故、何卒よしなにお計らいくだされ。