
日本髪の似合う和風美人…と宣言したからには、日本髪を作ってみなければならぬ。
そんな訳で挑戦した芸者島田のモデリングでござるが、此れが想像を絶する難物でござった。
「日本髪っぽい形」を作るだけならば然程の時間は掛からぬのでござるが、美しく、粋で品がありつつ可愛らしい…そんなフォルムを目指してみて初めて解った日本髪のバランスの難しさ。
これがちょっと崩れると、土産物のカツラみたいな滑稽さに変わってしまうのでござるよ。;;
髷の高さ、鬢の大きさ、前髪の張り出し方、時代によって流行廃りはあったにせよ、どれも当時の人々が美しさを競い、改良を重ねて作り出したバランスでござる。 そこには、ひとつひとつのパーツにそういう形になった「理由」があるのでござろうな。
まだ納得のいく形…まではこぎ着けておらぬが、取りあえず仮テクスチャを貼ってみたトコロでござる。 髪飾りはUVチェック用のマッピングのみ。
今回は「吉左衛門Head」の反省点を踏まえて、マテリアル設定の際に異方性反射を利用できるようにUV展開の設計をしており申す。
生え際の処理がまだ不完全でござるが…あまりポリゴン数を増やしたくないので、どうしたものか悩み中。
「目元が、お父さんそっくり」(笑)
吉左衛門氏の娘さん風にも見えました〜 (・o・)/
KT 爺さんのイメージの中に何かあるのでしょうか…
と思ってみたりみなかったり(笑)
髪型の流行りって、難しそうですね〜(^^;)
どのような流行りがあったのでしょうね。
気になります(笑)
それにしても、小股の切れ上がった美人などという表現に、ぴったりの娘さんですね。
この髪を解くと十二単を着るような髪形になるのでしょうね。
お父さん…って誰でござるか??(´・ω・`)
日本髪の流行…江戸時代だけでも260年の歴史が在り申すからなあ…
中には今の感覚で見れば「冗談だろ?」と思えるようなモノも在ったでござろうな。(笑)
時代劇で使われているカツラは、そんな中でも現代人が見て違和感の無いものを、更に今風にアレンジした形では無いかと思うでござる。
いわば、昔の職人と現代の職人のコラボレーション。
時代毎の流行を考証に基づいて忠実に再現するのではなく、キャラクターの役柄や性格を表現する事に重きを置いておるのでござる。
拙者が求めるイメージも、そういう意味では時代劇寄り。 でござるな。
>aurora殿
このキャラクターは江戸の辰己芸者と云う設定でござるが、普通のキャラクターセットとしても使えるようにする予定でござる。
藤原紀香さん…美くしゅうござったなあ。(笑)
十二単あたりになると、きっとhisayan殿が得意とする時代でござるな。