そこで、更に一冊専門書を購入してみることにしたのでござる。
着付けに関する書籍は数あれど、拙者が必要としている内容、即ち「時代衣装」としての着付けに関する書籍は、なかなか見つかりませぬ。
必死に探し回り、やっと発見したのがこれでござる。
演劇出版社出版事業部刊
すぐ役立つ帯結びと着付―時代物・舞踊・冠婚葬祭
先程届いたのでござるが、開けてびっくりバインダー式の豪華な装丁の本が出て来たのでござる。

その作りから見ても「現場」でリファレンスとして使用する事を想定してあるのは明白。 モノクロではござるが図版も多く、詳細に帯結びと着付けの解説がされており申した。 舞台やテレビの時代物から舞踊、冠婚葬祭まで網羅してある故、基本的な着付けに関する知識に加えて、役柄による違いにまで言及してあるのが有り難い。^^

無論、拙者が探しておった「引き着」の着付け方や「柳結び」についても書かれておったでござる。
お値段は3262円…と少々張り申すが、内容、紙質、装丁、専門書である事等を考慮すれば、かなり良心的な値段でござる。
それなりに拘って「時代衣装」を再現したい向きには希少な資料となり申すよ。
渋い着物に、うなじが映えて艶っぽいですねー。 (^_^)
最近、ほんの少し見え隠れするようなところだったり、何気ない仕草に色気を感じます。もう、これは肉体的なものにではないのだと思います。年なのでしょうか?(笑)