
ひと昔前、(趣味でも手が出せる)3Dソフトの主流といえば「STRATA STUDIO」や「RayDream Studio」で、駄場寛さんの雑誌記事などを読みながら勉強していた頃から、3DCGに於ける食べ物の質感表現というのは、なかなか難しい課題だったのでござる。
拙者も好きなテーマのひとつで、たまに挑戦してみたりするのでござるが…
未だに上手く表現できないのが「ご飯」の質感でござる。
ご飯に限らず、美味しそうな食べ物の質感には半透明で光を透過するようなモノが多く、所謂「シズル感」の表現が必要なのでござる。今にして思えば、SSS必須の質感であるのは明白。
finalRenderを掘るついでに再チャレンジしてみたのでござるが…見事に玉砕。orz
やはり難しい。果てしなく難しい。
今回はディスプレイスメントで表現してみたのでござるが、いっそ米粒全部モデリングしてSSSレンダすれば、らしく見えるのでござろうか…。
気が向いたらやってみよう。(笑)
(コンビニのおにぎりを作ると、ほとんど海苔?かも(笑))
お米の好みも気になるところです〜(笑)
こういうふっくらした感じの
おにぎりは最近見てないので
新鮮です。
又、たくわんのしなり具合が
食欲をそそりますね。
(どうしましょ!寝しなですけど
コンビニへ行こうか迷ってます。)
mamomamo殿、いつもコメントどもでござる。^^
そうそう。最近では「おにぎり」イコール、「コンビニ」と云うイメージが強うござるよな。(笑)
拙者のようなジジイになると、単なる「おにぎり」にも、いろんな思い出があるのでござるよ。
まあ、ジジイの思い出は置いといても、素朴な「おにぎり」は日本人にとっては「食」の原点であり、シンボルのようなモノでござる。
食を得られる事のありがたみを想起させる…と云う点でも、テーマ深い素材でござるよ。
ちなみに拙者は、ご飯と塩だけで握った「塩むすび」が一番好きでござる。
確かに…腹へってきた。w
茶碗に盛った白飯は、湯気の表現もあって、よけい大変だったみたいです。
少なくとも、Poser5のレンダリングでは限界が…
今はSSSを駆使すれば、もう少しいいものができそうですけど…やはり難しいですねえ。うーむ。
茶碗に盛ったご飯の場合、おにぎり以上に「米粒」を強調せねばなりませぬなあ。
湯気は…ポストワークが一番でござろう。(笑)
わざわざ食べ物を絵にするからには、「本物以上に美味しそうに見せる」のが命題になります故、質感をじっくり観察したり、絵的なデフォルメを加えるといった感覚を鍛える良い練習になる課題でござる。
意識して取り組めば、難しいけど面白うござるよな。^^
>「めし」をお題にしてレンダ実験
「ネコテさん」で検索してページは見つけたのでござるが、該当記事の場所が分からなかったでござる。
今度こっそり教えて〜。
藪から棒ではありますが 初心者向けの3DCGソフトは何が良いでしょうか?
メタセコイアかライトウェーブが良いとはきいたのですが・・・・・
藪から棒は構いませぬよ。w
しかし、ちと質問が大雑把過ぎて…返答が難しゅうござるな。^^;
うっか殿が、3DCGでどんな事をやりたいかにも依るのでござるよ。
いちから3Dモデルを造形して、オリジナルの作品を作りたいのか、最終的にどのような画像を作りたいのか、アニメーションは必要か、予算はどの程度掛けられるのか…などで選択肢は変わってくるのでござる。
ちなみにメタセコイアは、モデリング専用のソフトで、出来上がったモデルを使って綺麗な画像を作るには別途レンダリングが出来るソフトが必要でござる。
ライトウェーブは統合型のソフトで、モデリング〜アニメーション、レンダリングまで一通り出来るよう設計されており申す。
文書作成に例えるなら、テキストエディタとワープロソフトを比べるようなモノで、どちらが良いと云う事は云えないのでござるよ。
モデリングは、それなりの技術と手間、根気が必要な作業でござる故、その技術を習得するトコロから楽しみたい…と云うのではなく、手っ取り早く3DCGの画像を作ってみたいのであれば、POSERという選択肢も在るでござるな。
基本的に3DCGソフトに「初心者向け」の製品というモノは無いのでござるが、挫折の可能性があるから安い製品でお試し…と云う考え方も出来申すし、仕事か趣味かに関わらず本格的にやってみたいのであれば、多少高価でも高機能且つ使いやすいソフトを選ぶ…と云うのも正解のひとつでござる。
簡単な3DCGの概念と制作の流れは、当道場の講座でも触れており申す故、先ずはそれを一読して下され。
未登録のメタセコイア(プラグインが使えない)で出来るチュートリアルも用意しております故、モデリングがやってみたいのであれば、とりあえずメタセコイアで試してみては如何かな?
後はソフトウエアの販売元のページで価格や機能を調べて、「自分がやりたい事」がそのソフトで可能なのかどうかを良く検討してみるのが肝要かと存ずる。
…と、拙者からできる助言はここまででござるが。如何でござろうか。
まだパソコンいじり始めたばっかりなもので 無知であしからず
自分では本格的にやろうと(将来のことも視野にいれて)思っています 、ので まず一貫してできるという ライトウェーブを試しに使ってみることにします。(モデリングからアニメーションまで全てやってみたいんで)
助言 ありがとうございましたm(_ _)m
あっ(・O・;
名前を間違っていましたね
KT翁←爺
f^_^; すいません
統合型のソフトにも、いろいろ在り申す故…そう急がずとも…w
ライトウェーブあたりの価格帯は決して安い部類では無い故、やはりネット上の評価などもじっくり参考にした方が良うござるよ。
ちなみに拙者、ライトウェーブは使った事がござらぬ故、実際に良いか悪いかの評価はでき兼ね申すが…。
インターネット上の評価を見る限りでは、あまり良い印象は…(ボソリ)
しかし…初心者であれば、情報の得やすさと云うのも大事な部分でござる故、そう云う意味ではライトウェーブは楽な方かも知れませぬな。(ネット上の記事や解説書なども多く出ている…と云う事。)
将来の事も視野に入れて…となれば、やはり業務ユースで主流の製品を選んだ方が有利と言うことも云え申すし…。
ゲーム開発や映像制作会社の求人などを見て、主流のソフトを見極める…なんてのも手でござるよ。
ちなみに、拙者のちょんまげアンテナ(偏っている)によると、業務用で普及しておるのは、MAYAや3dsMAX。
ホビーユース(無論業務で使用しておる方や会社もある…ハズ)であれば、CINEMA4Dあたりが元気なのかのぅ…と云う印象でござる。
まあ、ご参考程度に…。
ここのサーバ、時々コメントや記事の投稿が極端に重くなる事が有り申す。
書き込みボタンを押してもなかなか帰って来なくなった時は、時間を変えてまた投稿してみて下され。m(__)m
ついでに、ちと追記。
CINEMA4Dを「ホビーユース」と括るのは、何か違うような気もするでござるな。
10万円前後の(趣味でも手が出せる)価格帯であることと、大規模な制作業務に(制作チーム単位で)導入された…と言う事例はあまり目にしない気がすると云うだけで、個人で業務に使用されておる方は案外多いのやも知れませぬ。
昔からその高速なレンダリングには定評が有り申すし、標準でBodyPaint3Dが付属しておるのも、大きなアドバンテージでござるよな。
更に追記。
うっか殿、メールアドレスの入力欄にコメントのタイトルを入れられませんでしたかな? そのせいでエラーが出ておったのかも知れませぬよ。
ブログのメンテページに残っておったそのタイトルを見ると、どうやらShade(シェード)について聞きたいといったご様子でござった故、ちと追記しておくでござる。
Shadeは拙者もR3〜R4(現行最新バージョンは9)の頃まで愛用しておったソフトでござるが、アニメーションの仕事を請けるようになってから現在の3dsMAXに乗り換え申した。
Shadeは基本的に自由曲面と呼ばれるベジェパッチベースのモデルを扱う3Dソフトでござる。故にモデリングには少々クセが有り、慣れるにはちょっと時間がかかるやも知れませぬ。
しかし、その非常に美しいレンダリングには昔から高い評価が有り申した故、じっくり時間をかけて静止画作品を作るユーザには高い人気を誇っておったのでござる。
当時、そういったユーザがShadeを使用したクオリティの高いCG作品を数多く発表したことと、ソフトの価格を大幅に引き下げた事も相まって爆発的にユーザ数を増やしたのでござるが、その後期待された程の性能的な進化を遂げられなかった為に徐々に古参ユーザが離れ始め…現在はだいぶ勢いが無くなってきておる…と云った印象でござる。
とは言え、美しいレンダリングは健在でござるし、時間を気にせず作品作りができるホビーユーザにとっては、国産ソフトであること(日本語でサポートが受けられる)や、ユーザ層別に複数の価格帯の製品が選べること、爆発的にユーザを増やした当時の資産として、作例や情報が多く得られる事などが利点でござる。
欠点としては、レンダリングが遅い事と、アニメーション機能が貧弱な事。
故に映像制作の現場では殆ど使用された事例を目にしませぬ。
…と、こんなトコロでござろうか。
うっか殿、パソコンをいじり始めたばかり…と云うことでござるが、だとすればインターネットも初心者でござるかな?
情報収集の第一歩は検索でござる。
http://www.google.co.jp/
↑このページでソフトウエアの名前や、「3Dソフト」などのキーワードを使って自分で情報を集めてみる事をお勧めするでござるよ。
ふんでは。がんばってくだされ〜。
食品系のレンダリングはほんと難しいと思います。生ものはやはりSSSがしっくり来るんでしょうか。
私だと米粒は思い切って一粒一粒の形状作るかもしれません。それを2〜3層
にして…みたいな感じです。
それからテクスチャが大事なんでしょうね、多分。
ディスプレイスは、法線方向に変位させることしか出来ませぬ故、米粒のように方向性のある物体がこんもりと積層するような感じは表現し辛いでござるよ。
ディスプレイス…と云えば、そろそろZblushの次期バージョン公開予定日でござるなぁ…。 結局買って無いけど…。w 欲しいものリスト筆頭。
気が向いたらそのうちに〜。w