メタセコイア モデリングチュートリアル
お題は「いのしし(亥)」
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2007年03月23日
16GB USBフラッシュメモリ
こうなるともう立派なバックアップメディアでござるな。
NTFSフォーマット可能な16GBのフラッシュメモリでござる。
昨年他社から同じく16GBの商品が出ていたようでござるが、そちらは8万円台という、ちと購入に躊躇してしまうお値段。
明後日(2007年3月25日)発売予定のバッファローの新製品は何と2万円でござる。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/shd-u/index.html
仕事で大量データの持ち運びにHDDを使用しておる方はもちろん、OSのリストアマニア(←?)や、POSERのRuntimeフォルダと未インストールのアイテムが肥大化しておる御仁などにも有用な気がするでござるな。(笑)
まあ、すぐに必要でなくとも、何となく物欲を刺激される製品であるのは確かでござる。
拙者もポチっとしそう…(´・ω・`)
2007年03月09日
体のふしぎ

先月頃から、やる気のなさそ〜な子供が歌うヘンテコなCMソングと共に、散々TVCMが流れておったので覚えておられる方も多いのではなかろうか。
これは毎週送られてくる冊子とその付録(パーツ)を集めて組み立てていくと、最終的に模型などが完成する…と云う、デアゴスティーニ社などの刊行物で有名な所謂「パートワーク」(分冊百科)と呼ばれるタイプの週刊冊子でござる。
この手の本のネックは、毎号何となく買い続けてもなかなか模型が完成しない…ふと気づくと、トータルでトンデモねー金額払ってた。 こりゃマズイ…と、あと何冊買ったら完成するのか調べてみて真っ青…。みたいな流れでござろう。;;
さて、そんな恐ろしいパートワーク系冊子の中でも、この「アーサーが教える体のふしぎ」は拙者のオススメでござる。
この本、毎号付いてくる人体のパーツを骨格〜内臓、筋肉と組み立てながら人体のしくみについて学習してゆく…と云う主旨の本でござる。 無論、全号コンプリートしようと思えばトンデモねー金額になってしまうのは、他の分冊百科と同じでござる。 …んが、実はこのタイトル、創刊号と第2号を買えば早々に「頭蓋骨」のモデルが完成してしまうのでござるよ。
頭蓋骨のモデルは、人物画を描いたりキャラクターモデリングをする際に、リファレンスとしてひとつは持っておきたいものでござる。 図鑑などの写真を見るよりも、実際に手に取ってその凹凸の具合や位置関係を感じ取ることは、形状把握の大きな助けに成るのでござる。
ところがこういった人体の骨格や筋肉のモデルというのは、リファレンスとして使えるレベルの物を手に入れようとしても、その殆どが医療機関や教育機関向けの大変に高価なものしか無いのが現状でござる。
ヒューマンボディ
3B サイエンティフィック
Amazon.co.jp「人体模型」検索結果
楽天市場「人体模型」検索結果
…と云った感じで、どれもお高い。
TVCMを見た方の中には、「子供向けの冊子みたいだし…」

「こんなん送られて来ても困るし…。」
と思った方も居るのではござらぬかな?
冊子は確かに子供向けの構成でござる。 …が、侮る勿れこの模型(頭蓋骨)、なかなかにしっかりした作りなのでござるよ。
少なくとも、上の写真(CG)のような「アーサーくん」状態の模型ではござらぬ故、ご安心を。(笑)
拙者が創刊号と第2号を買って、実際に組み立てた模型がこれでござる。

おそらくキットの入る箱のサイズや型抜きの都合等で、妥協された部分も見受けられるが…概ね良く出来た模型でござる。
不満な部分だけ図鑑などで脳内補完すれば、十分リファレンスとして使えるレベルかと存ずる。
創刊号と第2号は特別価格でござる故、何とこの頭蓋骨を完成させるだけなら880円(07年3月現在)で済んでしまうのでござるよ。
現在第3号まで刊行されておるハズでござるが、書店によってはまだバックナンバーが置いてあるトコも在るようでござる。 興味のある方は、探してみては如何でござろうか。
どうしても書店で買えなかった方は、インターネットでも入手は可能でござる。
アーサーが教える体のふしぎ 2007/02/14発売号 (創刊号)
●組み立てパーツ:頭蓋骨/歯/下あご
アーサーが教える体のふしぎ 2007/02/28発売号 (第2号)
●組み立てパーツ:頭蓋骨上部/左脳
アーサーが教える体のふしぎ 2007/03/07発売号 (第3号)
●組み立てパーツ:頸椎/右脳/肋骨の後ろ側/背骨の一部/固定パーツ
「漢は黙って全号コンプリートでござる!!」…という侍スピリッツに溢れた大人買いな御仁はこちらでござる。
アーサーが教える体のふしぎ 定期購読
全82号て… wwww
まあ、拙者はしがないジジイでござる故、2号まででご満悦。

結果、お鉢を開くと左脳しかない…と云う、著しく想像力が欠如してそうなアーサーくんなのでござる。
2007年03月02日
すぐ役立つ帯結びと着付
そこで、更に一冊専門書を購入してみることにしたのでござる。
着付けに関する書籍は数あれど、拙者が必要としている内容、即ち「時代衣装」としての着付けに関する書籍は、なかなか見つかりませぬ。
必死に探し回り、やっと発見したのがこれでござる。
演劇出版社出版事業部刊
すぐ役立つ帯結びと着付―時代物・舞踊・冠婚葬祭
先程届いたのでござるが、開けてびっくりバインダー式の豪華な装丁の本が出て来たのでござる。

その作りから見ても「現場」でリファレンスとして使用する事を想定してあるのは明白。 モノクロではござるが図版も多く、詳細に帯結びと着付けの解説がされており申した。 舞台やテレビの時代物から舞踊、冠婚葬祭まで網羅してある故、基本的な着付けに関する知識に加えて、役柄による違いにまで言及してあるのが有り難い。^^

無論、拙者が探しておった「引き着」の着付け方や「柳結び」についても書かれておったでござる。
お値段は3262円…と少々張り申すが、内容、紙質、装丁、専門書である事等を考慮すれば、かなり良心的な値段でござる。
それなりに拘って「時代衣装」を再現したい向きには希少な資料となり申すよ。
2006年12月22日
マウス
A5サイズのタブレットはコンパクト…とは云っても、マウスと併用するとなるとやはりそれなりのスペースが必要でござる。 そこで拙者、タブレット上でも使えるマウスを探していたのでござる。
前回紹介したWACOMのタブレットには、タブレット上で使う専用のマウスが付いているのでござるが、これはちと使いづらい。 現在主流(?)の光学マウス(従来の赤色LEDを使用した光学マウス)では、反射のあるタブレット面では操作不能。 仕方なくタブレットの上にパッドを敷いて使ってみたりもしたでござるが、ペンに持ち換える度にパッドを除けておいたりするのが煩わしい。あと、機種によっては1ドット単位の細かいトラッキングができなかったり…。 拙者もマウスは散々買い替えておるのでござるが、使い心地に納得がいかず…結局Microsoftのエルゴデザインでも何でもない超シンプルなボールマウスに戻る…という事を繰り返していたのでござる。;;
ところが、シンプルであるが故に故障とは無縁であった筈のMSのボールマウスが、何故か最近、拙者の環境ではマウスボタンがすぐに不調になり、買い替えを余儀なくされるケースが頻発。 昔は2〜3年くらいは楽に持っていた製品だけに、品質の低下を疑わざるを得ない状態なのでござるよ。
そこで、以下のようなちと厳しい条件で製品探しを始めたのでござる。
1) タブレット上でも操作可能。
2) トラッキング精度が高く、1ドット単位の作業に耐える。
3) PC本体、タブレット、その他周辺機器のケーブルが増えてきているので、これ以上増やしたく無い。 故にコードレスが望ましい。(USBコードの先にデカいレシーバが付いているような仕様では意味がない。)
4) 耐久性…は使ってみなければ判らないので、レビュー等を参考に。 製品の保障期間が長いと安心。
そこで行き当たったのが、この製品。

Logicool レーザーコードレスマウス ブラック [MX-610BK]
拙者が実際に使ってみた使用感は、ほぼ満点でござる。
条件1、2に関しては、レーザーマウスならではの長所でござる故、まったく問題なし。
驚くべきは、カーソル操作のしやすさでござる。
カーソル移動が速く、小さな動作で画面全体をカバーでき申す。カーソルを速くするだけなら従来のマウスでも設定次第で可能ではあるものの、逆に細かい作業がし辛くなりがちでござった。…が、このマウスにはそれが無い。
無論、個人の感覚的な差も有るとは思うが、拙者的にはこの画面内のスムーズな移動と精細な操作の両立が違和感なく行えた初めてのマウスでござる。
1920×1200の画面で快適なカーソル操作が出来ており申すよ。
条件3のコードレスに関しても、快適。
コードレスマウスの不安点としては、レシーバーのサイズと感度。マウス本体の重量、電池交換の頻度などでござろう。
先ずレシーバーのサイズは下の写真を見て頂ければ分かるように…非常にコンパクト。これをUSB端子に直接差して使うタイプで無駄なケーブルも無く、感度もすこぶる良好でござる。

USBレシーバ。 100円ライターと比較してみる。
電池の持ちに関しても、PCのスリープに連動してマウスの電源も自動でオン・オフされるなど工夫が凝らしてあり良好でござる。 拙者は一日10時間以上はPCに向かっておるハズでござるが…大体一ヶ月くらいは持つ感じでござるな。(単三電池2本使用)電池残量が少なくなるとインジケータが点滅して知らせてくれるでござるが、その後1日くらいはまだ楽に持つので、その間に予備の充電池を用意して交換しておるでござる。
ひと月に2本とは言え、毎回使い捨ての乾電池を買ってくるのは煩わしい故、充電式の電池があると便利でござるな。
充電後の自然放電が少ない此れなどお薦め。
本体と電池を合わせた重量も、個人的には気になる程の事は無かったでござる。
拙者は、滑りを良くするために、このマウスパッドとソールを併用しておるでござる。
サイズがいろいろ在り申すが、A5版タブレット面にピッタリのサイズはこれでござるな。
ソールを取り付けるだけでも、タブレット上での滑りが良くなり申す。
長時間マウスだけで作業するときは、マウスパッドをタブレットの上に置いて使えば、さらにスイスイと気持ち良い。 ちょっとお高いが、このマウスパッドのシリーズは拙者がMacユーザだった頃からの愛用品でござる。
マウスパッドに何千円も出すのには抵抗がある…もしくはこれを使ってもまだ重いと感じる御仁は、電池を一本だけ入れて使う…と云う手もあるでござる。(実はちゃんと動作する。)
話をマウス本体へ戻し申す。
条件4の耐久性。現在半年ほど使用しておるでござるが、今のところクリック感は良好。
マウス背面部と一体成形のボタンでござる故ガタつく事も無く、かってにクリックがダブるような事も今のところ無し。 拙者、個人的に軽すぎるボタンは苦手でござる故、カチカチとした適度なクリック感に満足しており申す。製品の無償保証も5年間と云う事で、ぬっ壊れても大安心でござるな。
個人的には大変満足しておる製品でござるが、いっこだけ注意点があるでござる。
それは個々のPCと専用マウスドライバとの相性。 これに関してはあちらこちらで不具合の報告を目にするでござる。
とは云ってもこの手の相性問題はこの製品に限った話では無く、WindowsOSの本家Microsoft製のマウス別ドライバでも、拙者は何度も不具合を経験しておるでござる。
拙者は、現在DELLのノートパソコンに繋いで使用しておる関係で、どうしても付属のタッチパッドの機能を外したくなかったので…マウスの専用ドライバは入れずに使って居り申す。 結果、Eメール、インスタントメッセージのお知らせ機能と、ホイールの水平スクロール機能が使えませぬが、PC音量調節、ミュート(何気に便利)、メーラ起動(めちゃ便利)、フォワード・バックボタン等は、問題なく使えているでござる。
しかし、このインスタントメッセージのお知らせ機能で点灯するアイスブルーのLEDがと〜ってもキレイなのでござる。拙者は時々、これを見るためだけにマウスをデモモードで起動して堪能しておるでござる。 マウス底面にある電源ボタンを押して、一旦マウスの電源を落とした後、左ボタンを押しながら電源ボタンをオン。左ボタンは押したまま、右ボタンを5回クリックすると、デモモードで起動するでござる。 モード解除は、普通に電源を入れ直せばオッケ。
使い勝手には関係の無い小技でござるが、ユーザの方はお試しあれ。
定番中の定番ではござるが、「X Wheel NT」などのユーティリティで、フォワード・バックボタンにソフト別のショートカット等を割り当てて使うと更に便利に使えるでござるよ。
拙者の場合、メタセコイアで使うなら複数選択用にShiftキーを割り当てたり、UV操作サブパネルの[移動]ボタンにショートカットを設定してから割り当てたりしておるでござる。([U]キーでは無く[移動]ボタンに割り当てるのがポインツ。他のコマンドからはUV操作コマンドへの切り替え、UV操作コマンド中は[回転][拡大]ボタンからの切り替えに使える。)
経験的に、入力デバイスはケチらないのが吉。
…と云う訳で、拙者のお気に入りマウスの紹介でござった。
2006年11月06日
タブレット
テクスチャ作成に必須な入力デバイスでござるな。 資金に余裕があれば、先ず入手したい機器でござる。 マウスでも、頑張れば何とかならない事も無いでござるが、生産性はガックリ落ちるでござる。
拙者が実際に使っておるのはWACOMのIntuos2という一世代古い製品でござるが、今のところ機能的に十分でござる故
そのまま使い続けており申す。 現行製品はIntuos3でござる。 タブレットと云えばワコム。ワコムと云えばタブレット
てな具合で、やはり安心してお薦めできるシリーズでござるな。
そういえば、ワコムのタブレットはIntuosと云う名前になる前から使用しており申すが、故障した経験は一度も無いでござるな…。
さて、製品選びのポイントでござるが、WACOMのタブレットには主軸製品のIntuosシリーズと、
廉価版のFAVOというシリーズが在り申す。 主な機能の違いとしては筆圧感知の階調でござるが、
Intuosは1024レベル、FAVOは512レベルと倍の差がある訳でござる。 しかしながら、一日中画面に向かって作業をしながら、
線の質やその描き味に拘るプロのイラストレーターでもなければ、512レベルでも特に問題は無いハズでござるよ。
テクスチャの制作程度であれば、価格的にも機能的にもFAVOで十分かと存ずる。
次にタブレットのサイズについてでござるが、拙者が使っているのは、A5サイズのタブレットでござる。
「商業用の紙媒体に使用するイラストを描く」仕事にも使用しておりました故、昔はA4サイズの製品も使っていたのでござるが、
デカくて場所を取る、価格が高い、等の理由でA5サイズに乗り換え申した。
(マルチモニタで使うなら、A4サイズは描画スペースが広く便利でござった。)
A5サイズの更に半分のA6サイズの製品も在るでござるが、こちらはさすがに小さい。 長い線を一気に引きたい場合などに、
些か不安が在り申す。(「慣れ」で解決するとは思うでござるが…)余程省スペースにしなければならない理由でも無い限り、
A5サイズがベストでは無いか…と云うのが、拙者の結論でござる。
…と云う訳で、ここでお薦めするのはA5サイズのFAVOとIntuos3に成り申す。
FAVOのラインナップからは、「ペイントソフトは持っている。」という方には「CTE-640/*0」を。
W0 S0 P0
Win標準の「ペイント」しか持って無い方は、Adobe Photoshop Elements3.0と、 Corel Painter Essentials2が付属している「CTE-640/*1」がお薦めでござる。
W1 S1 P1
先々、イラストや写真加工などにも使いたい。緻密な描き味にも拘りたい向きにはIntuos3でござるな。
あと、ワイド画面に対応したタイプも在り申した。 むう…拙者はこれが欲しい。
G0 S0 PTZ-631W/G0
CG制作の必需品
このカテゴリではCG講座の補助コンテンツとして、拙者も実際に使っている…もしくは使ってみたいCG制作用の周辺機器や参考資料を紹介するでござる。
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